第2号/目次
特集/次の時代 次の思考 Ⅱ
戦後政治の正統性の危機 憲法論議に基づく民主党・リベラルの再生を
法政大学法学部教授 山口 二郎さんに聞く
噴出する「文明の衝突」とオバマ
冷戦引きずったツケ、対案無きオバマ「弱腰外交」批判
国際問題ジャーナリスト/金子 敦郎
西欧世界の限界と戦後民主主義の国際的意義 若い世代との対話:21世紀の日本のポジションを求めて
日本女子大学教授/住沢 博紀
妄想家・安倍の暴走を大運動で食い止めよう!
ルポライター 鎌田 慧さんに聞く
アベノミクスで「女性は輝く」か 家事労働ハラスメントの視点から
ジャーナリスト・和光大教授/竹信 三恵子
3・11後にポスト資本主義論を構想する マルクスの視点から
一橋大学名誉教授/岩佐 茂
安倍政権 受け皿不在の強さと野党の責任
首都大学東京准教授/堀江 孝司
NHKを市民の側に取り戻すために 会長公選も視野に市民と労組の連帯が急務
映像ジャーナリスト/小山 帥人
〔連載〕②君は日本を知っているか
日本は果たして「絆」社会か
神奈川大学名誉教授・前本誌編集委員長
/橘川 俊忠
論壇
尖閣―漁業権解決し沈静化した台湾 中国の共闘呼びかけは拒否
共同通信外信部次長/太安 淳一
明治以来の大学自治が崩壊の危機に 新自由主義的再編へ―学校教育法と国立大学法人法の改正
筑波大学教授/千本 秀樹
迷走する「教育を受ける権利」論 「ブラック教育」の暴走を止められない
元職業能力開発総合大学校/田中 萬年
地域は介護・福祉の救い主になり得るか? 現実の矛盾を覆い隠す<コミュニティー幻想>批判
大阪市立大学大学院特任准教授/水野 博達
“市民運動ユニオニズム”の時代(下) コミュニティ・ユニオンなどの可能性を探る
現代の労働研究会/小畑 精武
学生の反応から考えた「美味しんぼ」騒動
風評被害を発生させている者は誰なのか
明治大学兼任講師/飛矢﨑 雅也
コラム
【関西発】 リベラルな都市・大阪に向けて 大阪自由大学が目指すもの
(社)大阪自由大学理事長/池田 知隆
【経済先読み】新成長戦略の新しい労働時間制と休息時間
グローバル総研所長/小林 良暢
【歴史断章】 『現代の理論』とメールマガジン『オルタ』
『オルタ』代表/加藤 宣幸
【若者と希望】 安心して絶望できる社会
障害者福祉・職業指導員/川島 祐一
【深層】 出版不況とはなにか
本誌編集委員/黒田 貴史
【追悼 ― 小畑精和さん】 日本の戦後文学からカナダ文化まで
文芸評論家/小林 孝吉
連載
【シリーズ/抗う人】⑩
被差別部落民18人殺害、美作騒擾140年の沈黙に抗う
~頭士倫典
ジャーナリスト/西村 秀樹
この一冊
オトコよ、君たちは生き延びることができるか?『消えゆくY染色体と男たちの運命』(黒岩麻理著 学研秀潤社 2014.3)
フリー編集者/前川 治子
月と海―息する文明への原イメージ高良留美子著『世紀を超えるいのちの旅――循環し再生する文明へ』(彩流社 2014.6)
本誌編集委員/米田 祐介
現代の理論 論文アーカイブ
『戦後』は終わらせない第三次『現代の理論』創刊号(2004年10月)
特集「日本どこからどこへⅠ」
現神奈川大学名誉教授/橘川 俊忠
『戦後日本』の夢を抱いて第三次『現代の理論』創刊号(2004年10月)
特集「日本どこからどこへⅠ」
現桜美林大学教授/早野 透
編集部から
現代の理論アーカイブについて
編集部
編集後記
編集部/今井 米田 矢代