第8号/目次
特集/転換の時代
安倍政権と7月参院選の未来史的意義 仮想現実から脱却する道すじを求めて
日本女子大学教授・本誌代表編集委員/
住沢 博紀
「オバマ外交」を大統領選の争点に 米高級誌が特集で呼びかけ
国際問題ジャーナリスト/金子 敦郎
ヤマト―日本にとって沖縄とは何か ヤマトを照らす光としての琉球
筑波大学名誉教授・本誌代表編集委員/
千本 秀樹
混迷の2016アメリカ大統領選 既成政治に反発するプアー・ホワイトの反乱
早稲田大学大学院客員教授/春名幹男
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ジャーナリスト/北岡和義
安倍晋三政権とメディアの関係 首相会見が「記者クラブ主導」から「官邸主導」に
メディアウオッチ100代表/今西 光男
ミャンマー民主化促進への現状と課題 民主国家建設へマンディラの偉業を想う
前ITUCミャンマー事務所長/中嶋 滋
「同一労働同一賃金」の現実的な可能性 連合は正面から対応できるか
グローバル産業雇用総合研究所所長/小林 良暢
壊れ始めた介護保険と老後生活 シルバー・パワーの可能性を考える(その1)
大阪市立大学創造都市研究科教員/水野 博達
[連載]君は日本を知っているか⑥ 海外に神社が少ないわけ――その2
神奈川大学名誉教授/橘川 俊忠
深刻化する若者の奨学金債務地獄からの救済へ
全国対策会議が文科省に意見書
奨学金問題対策全国会議
論壇
なぜ日本社会は殺伐化しているのか 市場主義の罪と罰?
早稲田大学非常勤講師/宮崎 徹
官僚的教育行政の確立 戦後教育を問う(その4)―1956年地方教育行政法を強行
前こども教育宝仙大学学長/池田 祥子
公契約条例制定の拡がりと課題(下) 賃金・雇用条件定め公共サービスの質確保へ
現代の労働研究会/小畑 精武
あなたの隣の非正規公務員 公共サービスの非正規化を問う
地方自治総合研究所研究員/上林 陽冶
戦後日本共産党史研究の現段階 戦後民主主義の問い直しに向けて
大阪産業労働資料館特別研究員/黒川 伊織
語る、語らない、語りえないのあいだ 山本義隆『私の1960年代』を読み解く
京都大学アジア研究教育ユニット研究員/小杉 亮子
コラム
【沖縄発】 5・15の不発弾処理 終わりのない沖縄の戦争
出版社Mugen代表/上間 常通
【経済先読み】 「16半額春闘」の政治経済学
グローバル産業雇用総合研究所所長/小林 良暢
【追想ー沖浦和光さんを偲ぶ】 ”タコツボ”型アカデミズムを超えて 沖浦和光資料室を開設(大阪自由大学ホームページに)
ジャーナリスト/池田 知隆
【深層】 精神疾患の労災認定のハードルは高いか
NPOあったかサポート常務理事/笹尾 達朗
【ある視角】 「誤解」や「理解」、「など」 マスコミ・政治家―劣化する言葉
塾講師/笠井 一成
連載
【シリーズ/抗う人】⑮ 皇国史観、差別に抗い、天皇や司馬遼太郎に大きな影響与えた~上田正昭
ジャーナリスト/西村 秀樹
この一冊
メディアの「政権のポチ」化を痛烈批判 『安倍政権にひれ伏す日本のメディア』(マーティン・ファクラー著 双葉新書、2016年)
ジャーナリスト/秋田 稔
非常勤講師残酷物語 『保育園義務教育化』(古市憲寿 著 小学館、2015.7)
大学非常勤講師/須永 守
現代の理論 論文アーカイブ
『使えない兵器』から『使わない兵器へ』第三次『現代の理論』第20号(2009年夏)
/特集「転換点に立つ世界」
ジャーナリスト/金子 敦郎
鎖を断ち切ろうとする琉球の人々第三次『現代の理論』第25号(2010年秋)
/特集「日本の近現代史を問う」
『うるまネシア』編集委員/後田多 敦
編集部から
現代の理論アーカイブについて
編集委員会
編集後記
編集部/今井 勇 米田 祐介 北川 徹 矢代 俊三