第4号/目次
特集/戦後70年が問うもの Ⅰ
超低金利は資本主義終焉の兆し 生産年齢人口を延ばし働きやすい社会を
日本大学教授 水野 和夫 さんに聞く
[対談] 戦後70年 希望を繋ぐ
憲法と戦後政治を語ることから見えるもの
桜美林大学教授/早野 透
神奈川大学名誉教授/橘川 俊忠
戦後レジームからの攻勢的な脱却を 東京裁判史観と日本国憲法を越えて
筑波大学教授・本誌代表編集委員/千本 秀樹
変革の思想としての持続可能な発展
『環境と開発への提言』の発刊によせて
京都大学名誉教授/松下 和夫
上書きにさらされる沖縄戦の教訓 「自己決定権」の回復へ
琉球新報論説委員/宮城 修
雇用・労働の現在
「仕事のための生活」か「生活するための労働」か
東京大学名誉教授/田端 博邦
リベラルの源泉・石橋湛山の言説 哲学喪失の今、戦争責任を考える
ジャーナリスト/北岡 和義
積極的平和主義の欺瞞と危険性
岐路に立つ日本の安全保障政策を考える
明治大学政経学部兼任講師/飛矢﨑 雅也
国家保守主義と革命 求められる多元的な政治文化と政治実践
東京外国語大学准教授/友常 勉
〔連載〕君は日本を知っているか④
海外に神社が少ないわけ その一
神奈川大学名誉教授・本誌前編集委員長
/橘川 俊忠
論壇
日本のGDPは5年後 中国の5分の1 自覚し日本はソフトパワーを磨け
日本経済大学大学院教授/叶 芳和
戦後教育委員会制度と文部省の復権 戦後教育を問う(その1)
前こども教育宝仙大学学長/池田 祥子
非戦の思想―崩壊する民主主義下で示す民意 沖縄発―“そんなに戦争がしたいのですか”
季刊誌『けーし風』編集運営委員/親川 裕子
戦後日本社会にとってのシベリア抑留 急がれる実態解明と後世への伝承
成蹊大学名誉教授/富田 武
社会運動としての春闘 春闘60年─総括の一視点
前連合総研副所長/龍井 葉二
組織の持続可能性から考える賃金 賃金をめぐる経済・社会構造の分析から
法政大学大原社会問題研究所兼任研究員/金子 良事
コラム
【経済先読み】 ピケティから見た日本の『不都合な真実』
グローバル産業雇用総合研究所所長/小林 良暢
【ある視角】 「孤食」という問題?
相模女子大学名誉教授/河上 睦子
【深層】 シャルリー・ドント・サーフ ~68年と現代を巡る小論
ジャーナリスト/吉田 文人
【沖縄発】 古くて新しい問題 ウチナンチュのアイデンティティ
出版舎Mugen代表/上間 常道
連載
【シリーズ/抗う人】⑫ 慰安婦「捏造」=朝日新聞攻撃に抗う~植村 隆
ジャーナリスト/西村 秀樹
この一冊
朝日バッシングに異議アリ!『抵抗の拠点から―朝日新聞「慰安婦報道」の核心』(青木理 著、講談社、2014年12月)
ジャーナリスト/秋田 稔
安全保障の要諦は敵を減らす事、タカ派の
平和ボケが一番危険
『日本の安全保障はここが間違っている』(田岡俊次 著 朝日新聞出版、2014年12月)
本誌編集委員/矢代 俊三
現代の理論 論文アーカイブ
日本と韓国、歴史意識の相克第三次『現代の理論』第25号(2010年)
特集「日本の近現代史を問う」
立命館大学教授/文京洙
歴史を共有するものが未来を共有する第三次『現代の理論』第25号(2010年)
特集「日本の近現代史を問う」
筑波大学教授/千本 秀樹
編集部から
現代の理論アーカイブについて
編集部
編集後記
編集部/今井 勇 米田 祐介 矢代 俊三